(株)NTTデータフロンティア様
ビジネスコンテストにて外部審査員を担当
2024年9月にNTTデータフロンティア様の社内で開催された「第7回ビジネスコンテスト」に外部審査員として参加。DNP社内のアイデアコンテストを支援してきた経験もふまえ、全18件のアイデアの審査を行いました。 (2025年4月時点の情報です)
取組み概要
(株)NTTデータフロンティア様(以下NTTDF様)は主力であるシステム開発事業に加え、新規事業開発にも取組み、毎年社内でビジネスコンテストを開催されています。このコンテストは、社員が顧客理解力を高めることによる主力事業の質向上や、新規事業開発に向けたプラン候補の発掘を目的とされています。ここ数年では外部の視点を取り入れるため、審査に外部審査員も招かれています。以前、新規事業アイデアの事業化を支援させていただいたご縁でお声かけいただき、2024年のビジネスコンテストにサービスデザイン・ラボ®鈴木が外部審査員として参加しました。
ビジネスアイデアコンテスト詳細
2024年9月13日、NTTDF様の第7回ビジネスコンテストが開催され、アイデア部門とビジネス部門で計18件のアイデアが発表されました。アイデア部門は聴講者の投票により、ビジネス部門はNTTDF様の社長、常務取締役、そして鈴木を含む外部審査員3名による審議によって賞が決定しました。発表の場は、時に緊張がありながらも和やかで、半数以上のアイデアが動的デモを伴って披露されました。これはシステム開発のプロであるNTTDF様ならではの特色です。
外部審査員としての役割は大きく二つありました。コンテスト当日に行った採点評価と、後日参加者一人ひとりに対して行ったフィードバックです。
審査に当たってはこれまでDNP社内でのアイデアコンテストの審査や事業化支援を行ってきた経験を活かし、
・ユーザー視点で見た時に解決すべき課題をとらえた解決策になっているのか
・事業化を見据えた時に仮説検証やビジネス検討をどう進めるとよさそうか
という視点での評価、コメントを心がけました。
事務局の方によれば、普段自分からアイデアを発想してプレゼンテーションする機会が少なく、発表に不安を抱えていた参加者も多く参加されたそうです。しかし外部審査員からのフィードバックを受け「自分のアイデアを後押しするコメントが励みになった」「自分から積極的にアイデアをいえるようになった」「新しい視点が得られた」という前向きな声が寄せられたとのことです。
また、ビジネスコンテストで発表されたアイデアの中には、今あるソリューションやこれから進めようとしている新規事業に組み込む形で、次のフェーズに進んだものも出てきています。
NTTDF様のビジネスコンテストは、社員が自由にアイデアを出し合い、それをビジネスへとつなげる重要なプロセスになっています。サービスデザイン・ラボとして、このような取組みに微力ながら貢献できたことを嬉しく思います。今後も社内外での新規事業支援活動を続けてまいります。
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