Morphisec（モルフィセック）

Morphisecは、Moving Target Defense技術（以下、MTD技術）を採用した唯一のエンドポイント保護製品です。MTD技術とは、攻撃対象となるメモリリソースを継続的かつランダムに移動およびモーフィングすることで、攻撃側優位から防御側優位へのパラダイムシフトを実現します。この技術により、ゼロデイエクスプロイトやマルウェア、ファイルレス攻撃が実行される前に、侵害の痕跡を残さずにブロックし、未知の脅威から攻撃の初期段階で防御します。

※MTD技術は、Morphisec社の特許技術です。

Morphisecは、ソフトウエアのメモリアドレスを変化させるMTD技術を用いることで、既知のマルウェアだけでなく、未知のマルウェアも無力化します。従来のシグネチャベースや振る舞い検知、AI、機械学習を利用したEPP製品とは異なり、アップデート不要のアクティブディフェンスにより、高度なマルウェア攻撃を無効化し、おとり領域でマルウェアによる攻撃を検出します。

Morphisec のMTD技術は、論理的に誤検知・過検知が発生しません。誤検知による影響調査やチューニングといった余計な手間が発生しないため、 情報システム担当者の運用負荷が大幅に軽減され、結果として運用や保守にかかるコストを削減できます。

Morphisecは、重要インフラや工場のOT（制御システム）環境のようなクローズドネットワークや、オンラインでの脆弱性パッチ適用ができないオフライン環境でも、既知・未知のマルウェア攻撃からエンドポイントを保護できます。これにより、ゼロトラストの段階的な移行を可能にします。

Morphisecの防御機能は、ファイルやアプリケーションの振る舞いを解析する手法ではないため、アプリケーションの動作を妨げるような処理が極めて少なく、端末負荷が非常に低いのが特徴です。また、メモリ使用量も他製品のエージェントが100MBを超えるのに対し、Morphisecはわずか約4MBと非常に軽量です。

Morphisec は独自の防御手法を用いるため、他のセキュリティ製品と競合せず、トライアルにおいても既存ソフトウエアのアンインストールは不要です。特に、マイクロソフト製品とはシームレスに統合することができます。

Morphisecは、マイクロソフトが主宰・提供する独立系ソフトウエアベンダーのエコシステム「MISA（Microsoft Intelligent Security Association）」のパートナーメンバーに認定されています。このため、マイクロソフトのエンドポイントセキュリティ戦略に深く関わっており、マイクロソフト製品とはシームレスに統合することが可能です。
具体的には、Windows OS標準のアンチウイルスであるMicrosoft Defenderと管理コンソールを連携させ、Microsoft Defenderのイベントを集中管理することができます。また、Morphisec自身の検知機能をMicrosoft Defender for Endpointに連携できる唯一のEPP製品でもあります。

導入前：
・誤検知が多く、エンドユーザーに負担がかかる
・重要な検知を見逃してしまう
・端末やネットワークに負荷がかかる

導入後：
・既存ソリューションとは異なる防御手法により、論理的に誤検知・過検知が発生しない

導入前：
・複数製品の検知対応や管理により、人件費がかさむ

導入後：
・Microsoft Defenderとの組み合わせにより、費用を削減しつつ、防御能力をさらに強化

導入前：
・テレワーク時の端末利用状況が多様
・レガシーOSが多く残存している
・工場などのオフライン環境で保護機能が低下
・仮想環境での複数ユーザー利用による負荷集中

導入後：
・パッチ未適応の端末を保護
・オフラインでも保護能力を維持
・ネットワークや端末リソースに対して低負荷
・仮想環境をサポート

価格設定は、環境（物理/仮想）、管理サーバー数、クライアント数などによって異なります。
詳しい情報については、お問合わせください。